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ヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸注入剤の種類と、それぞれの特徴や適応部位についてまとめています。

知っておきたいヒアルロン酸の種類と特徴

施術に使用されるヒアルロン酸には様々な種類があり、シワの深さや注入する部位、年齢や肌質などに合わせて使い分けられます。そこで、一般的に広く使われているヒアルロン酸注入剤について、成分のこだわりや効果の持続性、使用に適した部位などをまとめてみました。

「レスチレン」シリーズ

スウェーデン製のレスチレンは、アメリカFDAの認可を取得している代表的なヒアルロン酸注入剤のひとつ。特許技術によって製造されている「非動物性安定化ヒアルロン酸」は、感染症の恐れがほとんどなく、安全性もFDAによって確認されています。

粒子が小さめのレスチレンは、額のシワ、目の下のくぼみ、ほうれい線、幅のあるシワなどに。粒子が大きめの「レスチレン・パーレン」は、深いシワやほうれい線などに使われています。

レスチレン® リド

レスチレン製品画像1

引用元:GALDERMA公式ページ
(http://www.lookgood-feelgood.jp/professional/series/)

スウェーデンのガルデルマ社が開発したレスチレン・リドは、中等度から重度の顔面のしわ(主にほうれい線など)の矯正・整容を目的として使用されるヒアルロン酸です。

ヒアルロン酸含有量は20mg/mlとなっており、麻酔薬としてリドカイン塩酸塩0.3%が配合されています。名称の「リド」というのは、リドカインのことを指しています。

2015年6月には、厚生労働省によって美容目的への使用を認められました。注入部位は、真皮中間層から深層となっており、皮膚の浅い部分にはあまり向かないようです。1回の施術の効果持続期間は最大1年間となっています。

レスチレン® リフトTM リド(旧レスチレンパーレーンリド)

レスチレン製品画像2

引用元:GALDERMA公式ページ
(http://www.lookgood-feelgood.jp/professional/series/)

スウェーデンのガルデルマ社の開発したレスチレンリフト リド。比較的粒子が大きめのヒアルロン酸なので、中等度から重度のしわの矯正・整容に向いているとされます。

また、頬・こめかみなどに注入する場合にもよく使われます。これらの部分にヒアルロン酸注入をすると頬が引き上げられるので、リフトアップを狙うケースにも適するそうです。純度が高く、粒子の大きさも均一なので持続性も高め(1回の施術の持続期間は最大1年間)です。ちなみに、麻酔液(リドカイン)が配合されたものは「レスチレンパーレン・リド」という名称になります。

レスチレンタッチ

引用元:コラーゲンとヒアルロン酸の全容
(http://hycol.net/history2.html)

レスチレンタッチは、国内で使用されているヒアルロン酸の中では、最も分子が小さいヒアルロン酸と言われています。分子の小さなヒアルロン酸ということは、浅い部分のシワにも使用できるということで、でこぼこにもなりにくい特性があるということです。

レスチレンヴィタールと似た特徴を持っており、細かいしわ(目尻のしわなど)やニキビによる肌のたるみ、毛穴の開きなどに対して注入します。涙袋形成やくまの解消などに使用するクリニックもあるようです。1回の施術での効果持続期間は、約半年~1年程度となっています。

レスチレンVital(ヴィタール)

引用元:オオサカ堂公式HP
(https://osakadou.cool/detail/022804_restylane-vital-with-lidocain.html)

スレスチレン・ヴィタールは、美肌やエイジングケアを目的として作られた新しいタイプのヒアルロン酸です。特殊な注入器を使うことで肌の表皮~真皮レベルまで注入できるようになったため、肌にうるおいを与えて若い頃のコンディションに近づけてくれる効果が期待できるそうです。

しわ改善だけでなく、ニキビによる毛穴の開きやたるみ、くすみや張り不足、といったお悩みに対しても使用されます。

また、ガルデルマ社による150万人以上を対象とした研究の結果、アレルギーを引き起こしやすい人でも使えることが確認(アレルギー発生率0.004%)されており、使用前のアレルギーテストも不要とのこと。1回の施術による持続期間は、約半年~1年程度のようです。

レスチレンサブキュー(SUB-Q)

レスチレンサブキューは、数あるヒアルロン酸の中で最も粒子が大きいと言われているヒアルロン酸です。小じわへの注入には粒子が小さいものが向いていますが、サブキューのように粒子が大きいタイプのヒアルロン酸は、顔の輪郭や鼻やあご、こめかみ、皮膚の深層部に達した本格的なしわに注入するのに向いているとされています。

アメリカFDA(アメリカの食品医薬品局。日本でいう厚生労働省に相当)からシワ治療に対する使用が許可されています。1回の施術による効果の持続期間は、1~2年程度が目安です。

「ジュビダーム」シリーズ

ボトックスでも知られるアラガン社のヒアルロン酸注入剤です。FDA認可済みで非動物性由来なので品質の安全性が確認されており、「ジュビダームビスタ・ウルトラ」「ジュビダームビスタ・ウルトラ プラス」については、持続性も高いとされています。

額やゴルゴ線、ほうれい線などの深いシワだけでなく、マリオネットライン、唇、アゴのシワなどにも適しています。

レスチレンが第一世代のヒアルロン酸であるとすると、ジュビダームは第二世代のヒアルロン酸ということになります。つまり、レスチレンよりも後で市場に出回るようになったヒアルロン酸ですから、レスチレンよりも使いやすく改良されたヒアルロン酸である、と考えることもできそうです。

実際、多くの医師は使い勝手の良いジュビダームを好んで使用していると聞きます。ですが、医師によっては昔から使い慣れているレスチレンのほうが仕上がり良くできる、という方も。

どちらの方が優れている、とは一概に言えないのですが、ジュビダームが高品質で優れたヒアルロン酸であることは間違いないでしょう。

ジュビダームビスタ®ボリューマXC

引用元:ヒアルロン酸注射navi
(https://ヒアルロン酸注射.com/juvedermvista/)

今までのヒアルロン酸の概念を覆す、画期的なヒアルロン酸ともいわれています。なんといっても持続期間が長いことが一番の特徴で、最大で2年間ものあいだ効果を維持することができます。水分を吸収しにくい特性があり、注入時の仕上がりが崩れにくいところも使いやすさのポイントとなっています。

注入部位は頬やあご、こめかみ等となっており、ボリューム減少を改善する目的で使用されることが多いです。FDAと厚生労働省の両方から認可されています。総ヒアルロン酸濃度は20mg/ml、麻酔薬のリドカイン塩酸塩が0.3%配合されているので、注入時の痛みも抑えられています。

ジュビダームビスタ®ウルトラXC

引用元:コスメディカルクリニックシンシア公式サイト
(http://cosmedical.jp/treatment/petit_juvederm.html?param=1)

ジュビダームビスタ®ウルトラXC は、厚生労働省認可の麻酔薬(リドカイン塩酸塩0.3%)入りヒアルロン酸製剤です。注入時の痛みが少ないので、はじめてヒアルロン酸注入を受ける方も気軽に使えるヒアルロン酸と言われています。

注入部位は、額・中顔面・頬・口の周り・唇・マリオネットライン・ほうれい線・ゴルゴ線などとなっており、さまざまな部位への使用が可能となります。総ヒアルロン酸濃度は、24mg/mlと少し高めで、持続期間の目安は、9ヶ月~1年程度とのことです。

ジュビダームウルトラ2

Juvederm-ultra2製品画像引用元:JISA
(https://jisapp.org/info/juvederm2.htm)

ジュビダームウルトラ2は、硬さはジュビダームビスタ®ウルトラXCと同程度です。比較的柔らかいタイプのヒアルロン酸なので、注入部位は涙袋や唇、シワを浅くしたい部分となります。ウルトラ2は1本あたりの容量が0.55ccと少量ですから、少しの量で十分な効果が見込める場合に使用すると無駄がありません。

また、これはジュビダームシリーズ全体に言える特徴ですが、アラガン社独自のHYLACROSS技術によって製造されているため、顆粒感が少なくなめらかな材質、均一な押し出し特性を持っている点も魅力です。持続期間は、9か月~1年程度が目安です。

「テオシアル」シリーズ

スイス製のテオシアルはヒアルロン酸濃度が高く、半年~1年ほど効果が持続すると言われています。世界各国で使用されており、日本でも高いシェアを誇っています。

テクスチャーはさまざまで、柔らかめのものは目の下のくぼみやクマ、唇への注入がおすすめです。やや硬めのものは、ほうれい線やゴルゴ線などの改善に使用されます。

テオシアル ファーストライン

teosyal-firstline製品画像引用元:Honey Clinic公式サイト
(https://www.sc-kumamoto.cc/treatment/w_hyaluronic_acid.php#teos)

テオシアルは、スイスのTEOXAN社が開発したヒアルロン酸製剤です。ジュビダームやレスチレンと並んで世界トップ3の製品の一つになります。粒子が滑らかな均一ジェルで使い勝手が良いという特徴があります。

ファーストラインは、シリーズの中で一番柔らかいヒアルロン酸となっており、目の周りの細かいちりめんじわ・目尻の浅いしわ・口の周りのしわ・涙袋・唇など、敏感な部位への注入に使用されています。

テオシアル グローバルアクション

teosyal-globalaction製品画

引用元:南青山スキンケアクリニック
(http://www.minami-aoyama.info/sp/treatment/hyaluronic/)

テオシアルは、2008年のAestehtic Medicine Awardsの年間最優秀注入材賞を受賞したヒアルロン酸製剤です。治療結果・効果の持続期間・患者さんの満足度など12の選考基準で高い評価を得ています。

グローバルアクションは中程度の硬さのヒアルロン酸となっており、テオシアルの中では一番使用頻度が高いとされています。注入部位は、眉間のしわ・ほうれい線などの浅めのしわ・口元のしわなどが一般的です。麻酔液などは入っていないので、痛みが心配な方には局所麻酔を使った施術が勧められます。

テオシアル ディープライン

teosyal-deeplines製品画引用元:たか子クリニック公式サイト
(http://www.takako-clinic.com/skin/hyaluron.html)

テオシアル ディープラインは、グローバルアクションよりもやや硬めのヒアルロン酸になります。注入部位は、輪郭や鼻・くぼみのある部分(中等度のくぼみまで)、ほうれい線などの深いしわ・ゴルゴラインなどとなっています。

テオシアルディープラインのヒアルロン酸濃度は25mg/mlと最高レベルの濃度ですから、水分保持性が多く持続性も高いという特徴があります。また、粒子のない滑らかな均一ジェルを使用しているので、でこぼこになりにくいというところもメリットです。

テオシアル リデンシティ

テオシアルリデンシティは、単なるヒアルロン酸だけではなく、さまざまな成分をプラスすることで相乗的な効果を狙ったヒアルロン酸製剤です。皮膚の抗酸化サポートや真皮の密度を高めたりする働きのある成分が配合されています。このヒアルロン酸製剤はテオシアルの完全オリジナル処方です。

注入部位は、目の上のくぼみや目の下のくま、たるみの気になる部位などが向いています。リデンシティシリーズには2種類ありますので、詳しい特徴は下記をご参照下さい。

「リデンシティー」シリーズ

テオシアルシリーズの一部である「リデンシティー」。ヒアルロン酸に加えて、アミノ酸、ミネラル、抗酸化成分、ビタミンなどを配合しているため、美肌効果も期待できるのが特徴です。

リデンシティーにはⅠとⅡの2種類あります。
Ⅰはテクスチャーが非常に柔らかく、顔全体のシワやくすみなどの改善に効果を発揮します。
Ⅱは柔らかめのジェルタイプ。目元の小ジワのような細かく浅いシワ、または目の下にできたくぼみに適していると言われています。
適度な硬さがあることから、Ⅱのほうが肌のボリュームを出しやすく、また、効果が比較的長続きしやすいとのこと。

リデンシティⅠ

ヒアルロン酸に加えて、7種類のアミノ酸・ビタミンB6・2種類のミネラル(銅・亜鉛)・3種類の抗酸化剤(αリポ酸・NアセチルLシステイン・グルタチオン)、少量の麻酔液が含まれています。これらの複数の成分を配合することにより、皮膚の水分を増加させコラーゲンの生成促進と肌の新陳代謝を促進できるそうです。非常にテクスチャーが柔らかく、注入部位は、目の上のくぼみ・目の下のくま・たるみのある部位などになります。

ただし、リデンシティⅠは従来のヒアルロン酸注入とは異なり、広く浅く注入していくタイプのものですから、治療にあたってはより繊細な技術が必要です。

リデンシティⅡ

リデンシティⅡは、デリケートな目元専用に作られたヒアルロン酸製剤です。7種類のアミン酸・2種類のミネラル(銅・亜鉛)、ビタミンB6、3種類の抗酸化剤(αリポ酸・NアセチルLシステイン・グルタチオン)がヒアルロン酸とともに配合されており、美容成分を肌内部に届けることができます。また、目の周りは痛みを感じやすい部位ですが、少量の麻酔液も入っているので気軽に施術を受けられます。

主な注入部位は、目の下のクマや目元のくぼみです。(クリニックによっては、唇・涙袋・首・胸元・手に使用するところもあり) リデンシティⅠとの違いは、架橋された弾性・粘性の高いヒアルロン酸であるという点です。しかし、柔軟で流動性のある高濃度ゲルですから、皮膚の薄い目元にも馴染みやすいのが特徴です。

これらの他にも、「リバネッセ」や「クレビエル」「エセリス」「ハイアコープソフト」などさまざまな種類のヒアルロン酸があります。

自分のコンプレックスを改善してくれる安全性の高いヒアルロン酸はどのタイプなのか。また、利用しようと考えているクリニックで、そのヒアルロン酸を使用しているのか。施術を受ける前に、どのくらい安全・安心なのか確認し検討するよう心がけましょう。

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