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ヒアルロン酸注入によって肌がでこぼこになったというケースについて、その原因や回避方法などを解説しています。
「ヒアルロン酸を注入したところがでこぼこになった」という話がありますが、これはドクターの知識・技術不足が原因です。
皮フの浅いところに不均一に注入した場合や、皮フの状態に適したヒアルロン酸を選択しなかった場合に、でこぼこ・ブヨブヨ肌といったトラブルが引き起こされる可能性があります。
また、未熟なドクターであれば注入する量を間違ってしまう…なんてことも稀に起こってしまうとのこと。経験豊かなドクターによる施術であれば、このような失敗は考えにくいです。
ヒアルロン酸注入を行う際は、信頼のおける医師が在籍しているクリニックを選ぶようにしてください。口コミや公式ホームページの症例写真などを参考にしながら、そのクリニックにいるドクターの症例数や実績などを確認していくとよいかもしれません。
ヒアルロン酸注入ででこぼこになってしまう原因としては、下記が考えられます。
よくある例として、目の下にあるシワを消そうとしてヒアルロン酸を浅めに打ったところ、でこぼこができてしまったというケースが挙げられます。目の下の皮膚はとても薄いため、ごく柔らかいヒアルロン酸を使ったとしてもでこぼこになりやすいのです。
でも、どうしても皮膚の浅い部分のしわが気になって仕方ない!という方は、極めて柔らかい非架橋型のヒアルロン酸を適量使用するとでこぼこになりにくいようです。
目の下の皮膚は非常に薄く、粒子が細かいヒアルロン酸を注入した場合でもでこぼこになる可能性は高い部位といえます。特に、目の下の細かいシワやたるみの解消を希望する場合は、ヒアルロン酸だけで思い描く結果を出すのは難しいこともあります。
シワやたるみがどの程度かによっても変わってくると思いますが、シワにはボトックス注射、たるみには切開して除去する方法も効果的なので、ヒアルロン酸注入との併用を検討してもいいかもしれません。
目の下のくぼみは、目の下のふくらみが原因でその下がくぼんで見えていることが多いので、ヒアルロン酸注入とふくらみ取りの施術を組み合わせる方法だと仕上がりがきれい(でこぼこになりにくい)になるようです。
ただ、今は目元専用のヒアルロン酸もありますから、注入する位置や深さに十分注意して施術すれば、そこまで心配する必要はない、というドクターもいらっしゃいます。いずれにせよ、目元のヒアルロン酸注入を得意とするドクターに施術してもらうことが肝心です。
万が一、未熟なドクターによる注入で施術後の肌がでこぼこになってしまった場合でも、解消する方法があります。それが、マッサージ。
施術後早期であれば、マッサージすることでヒアルロン酸がなじみ、でこぼこがなくなる場合があるとのこと。ただし、水分の影響を受けやすい目の周りなどは、原因がむくみや腫れによるものではないか、少し様子を見る必要があります。術後の経過で気になることがあれば、自分で判断せずに、すぐにクリニックへ相談してみてくださいね。
しばらく様子を見てもでこぼこが消えないときは、溶解注射を受けるという方法もあります。純粋なヒアルロン酸を注入していれば、溶解注射によって元の状態に戻すことが可能です。
しかし、余分な成分が混ざっているヒアルロン酸だった場合は、溶解注射を使ってもキレイに戻すことができないこともあるとか…。もしもの時のためにも、100%純粋なヒアルロン酸を使用しているクリニックを選んで施術を受けるようにしましょう。
個人差がありますが、ヒアルロン酸注入後の数日間はでこぼこが気になることがあります。通常は時間の経過とともに肌に馴染んでいくので、でこぼこ感はやがて目立たなくなります。目の周りはでこぼこになりやすい、と事前に聞いていると必要以上に気になってしまいますが、2週間くらいは様子をみてみましょう。
注射による刺激で腫れている可能性もありますし、この場合は数日で落ち着くはずです。また、誰にでも勧められる方法ではないのかもしれませんが、軽くマッサージしたり温めたりすると良い、というドクターもいらっしゃいます。
もし2週間経っても改善されない場合は、クリニックに連絡して担当医に診てもらいましょう。