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ここでは、鼻のヒアルロン酸注入で起こり得る副作用についてご紹介します。
よくある症状の一つに内出血がありますが、これは1週間~2週間で消失するのであまり心配しなくても大丈夫です。その他の副作用や失敗例に関しては、ヒアルロン酸注入の特性を知っていれば防ぐこともできるので、事前にしっかり調べることとクリニック・医師選びを慎重に行うことで回避できます。
ヒアルロン酸注入で一番多いトラブルといえば「内出血」です。腫れや青あざを作る原因となります。この内出血を予防するため、あらかじめ患部を冷やしてからカニューレで注入するのですが、それでも1/10くらいの確立で内出血は起こってしまいます。
しかし内出血してもほとんどの場合はメイクでカバーできる程度とのこと。まれに、数パーセントくらいの確立で青あざになって広がることもあるので、大事な用事を控えている時は念のため施術を控えた方がいいでしょう。また、皮膚の薄い方など内出血しやすい体質の方もいらっしゃるようです。
鼻のヒアルロン酸注入は、「入れ過ぎ」に特に気を付けなければいけない施術です。鼻を高くするプチ整形では、ヒアルロン酸を鼻根部に入れることが多いのですが、入れ過ぎてしまうと鼻根部が徐々に太くなっていってしまうことがあります。
ヒアルロン酸の特性の一つとして、液体に近い素材でとても柔らかいという点があげられます。そのため、鼻を高くする(前方に押し出す)力はプロテーゼよりも弱く、どちらかというと横に広がりやすいという傾向があるのです。
ある程度までは注入量に比例して高くなってくれるのですが、一定ラインを超えると横に広がって鼻筋が異様に太くなってしまいます。つまり、施術を繰り返すほど鼻が太くなってしまう可能性があるということです。鼻を高くしたくてヒアルロン酸注入を繰り返し受けるのであれば、一旦ヒアルロニダーゼですべて溶かしてしまってから再度注入するのがいいのかもしれません。
ヒアルロン酸は、ほとんどアレルギーの心配のいらない注入材です。しかし、ごく稀にアレルギー反応を起こしてしまう方もいるようです。数千人に一人、ともいわれるほど少ないケースですが、可能性としてはゼロではないのです。
症状は、“注入から数日後~1か月くらいの時に赤く腫れてくる”といったもののようです。ある患者さんは、「鼻根部に注入したのに、吹き出物のような赤いぶつぶつが鼻先まで出てしまってマスクをつけて通勤しなければいけなかった」という声がありました。その方は、腕でのパッチテストではアレルギー反応が出なかったとのことですから、事前にパッチテストをして問題がなかったとしても、顔への施術だと結果は変わってくるのかもしれません。
この場合の解決策は、ヒアルロニダーゼ(ヒアルロン酸分解注射)でヒアルロン酸を溶かしてしまうのが望ましいそうです。放っておいても時間の経過とともに症状が消えることもありますが、時間を置いてまた腫れてきたというケースも聞かれますので、アレルギー反応が出た場合は溶解注射を受けた方が良いでしょう。
ヒアルロン酸を入れ過ぎてしまうことで皮膚の壊死が起こることがあります。大量のヒアルロン酸が血管を圧迫し、その部分に栄養や酸素が届かなくなることが原因です。その場合、皮膚が死んでしまうため真っ黒になることがあるのです。
こうしたケースは多くの場合、医師の経験不足や入れる個所・深さを見誤ったことや、患者さんの希望に合わせてヒアルロン酸の量を増やし過ぎたことが原因で起こっています。
とても恐ろしい話ですが、鼻にヒアルロン酸注入をしたことが原因で失明してしまったというケースもあります。
ヒアルロン酸注入をして失明したということは、眼球に栄養を運んでいる血管にヒアルロン酸が入り、血管が詰まって血流を止めてしまったことが原因と考えられます。
こうなってしまうと、現在の医療技術では眼球を移植することは不可能ですから、視力を元に戻すことはできないそうです。
いろいろと怖い副作用をご紹介しましたが、ヒアルロン酸注射に使われるヒアルロン酸は、もともと人間の体内に存在する成分ですからアレルギーの可能性が低いとされています。上記のような失敗を防ぐためには、医師選び・クリニック選びを慎重に行うことが重要です。
クリニックで鼻のヒアルロン酸注入を受けたいと思ったら、公式サイトで治療方針や施術方法を確認したり口コミ情報を調べたりして、いろいろな角度からそのクリニックや医師のことを調べてみましょう。
知識や経験が豊富なドクターなら、顔の解剖学的な構造を理解しているので、でこぼこや内出血を可能な限り防いでくれます。
ヒアルロン酸注入の施術中の痛みについてですが、多くのクリニックでは事前に保冷材で患部を冷やして行うため、それほど強い痛みを感じることはないようです。体験者の多くは、「痛いけれど耐えられないほどではない」と言っています。
ヒアルロン酸は、麻酔液やボトックス注射などと異なり、ドロッとしたジェル状なのでサラサラの液体を注入する時よりは痛みが出やすいですが、我慢できないような強い痛みではありません。鼻への注入でしたら入れる量も少ないので、1~2分程度で注入は終わります。とても短い時間なので「どうしても耐えられない」というようなことは恐らくないでしょう。
それでもやっぱり痛みが心配…という方は、クリニックにお願いして麻酔クリームを塗ってもらうといいでしょう。ただし、ほとんどのクリニックで麻酔はオプション(別料金)となっていると思いますので、あらかじめ確認しておきましょう。
ヒアルロン酸注入後に痛みが出るのは通常の経過のようです。内出血が起こった場合は鼻に触れると痛みを感じることがあります。大体1週間程度で内出血は治まりますので、それと同時に痛みも引いていきます。この間は触れると痛みがあるので、メイク落としや洗顔をする時はいつも通りの力加減ではなく、なるべく優しくするように気を付けましょう。
ですが、術後からメイクもシャワーもできますしアルコールも翌日からOKなので、日常生活に制限はほとんどありません。なお、術後の痛みを極力抑えたい場合は、麻酔入りのヒアルロン酸製剤を選ぶようにするといいようです。
ちょっとだけ鼻を高くしてみたいけど、整形したことが周囲にバレるのは嫌という方も多いですよね。そういった人におすすめなのがヒアルロン酸注入による隆鼻術。ヒアルロン酸注入ならほとんど腫れることがありませんし、施術直後からメイクができるので仕事や学校を休まなくても上手に施術の跡を隠すことができるからです。複数回に分けて少しずつ高くすれば、より周囲にバレにくくなります。
それに、ヒアルロン酸での隆鼻術はプロテーゼ挿入のような劇的な変化ではなく、とても自然に仕上がるのが特徴です。ナチュラルな感じでちょっとだけ鼻を高くできるので、周囲から見ると「あれ?何かいつもと違う雰囲気だな」と思う程度の変化です。 逆に、西洋人のような鼻になりたいという方の場合はヒアルロン酸では物足りないでしょうから、プロテーゼ挿入をした方がいいかもしれません。